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Re: 【3L/指名制】この人生を復讐に捧ぐ 【募集中】 ( No.13 )
日時: 2017/10/03 16:31
名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: /48JlrDe)

茜空様
 了解ですっ。ありがとうございます!
では始めますね。

 ここ最近、夏が近づいてきて少し暑い日が続いていたが今は雨が降っているからか太陽からの熱はない。代わりに湿気が与えてくる不快な蒸し暑さが人々を蝕(むしば)んでいく。
 零士はコンビニに行った帰りで雨を鬱陶しく思いながら綺麗に舗装された灰色の道を歩く。左手に手にはコンビニの袋をぶら下げており、右手に持った青い傘には今も大量の雨粒が降り注いでいた。
 しばらく歩いていると彼は見知った顔を見つけて足を止める。彼の目に写る人物は細身の十代後半ほどの少女で、彼女の蜂蜜色の少し長めの髪は雨に濡らされて自身の色を濃くし重く垂れていた。
「……風邪引くぞ」
 彼は再び足を動かし少女との距離を縮める。持っていた傘に彼女を入れて静かに声を出した。青い目は彼女へ向き、彼の肩には傘から垂れた雨粒が落ちる。