「好かれてるとは思ってねえけどよ...」頭をぽりぽりとかきながら口ごもる。さすがにここまで言われて好かれていると思うものはいないだろう。だが、このままなにもせずに一晩を無駄にするくらいなら一か八か賭けてみようと思ったのだ。
