「わああ、凄いや……」会場に入ると豪華な装飾の数々に感嘆の声を洩らした。「はい」使用人に言われた席におずおずと座り、キョロキョロと辺りを見回した。……他に人来てない……真逆、此の広々とした空間で一人なのかな………?