右側の椅子に座ると、向かい側にいる数人を眺める。ミカエルを見て反応するまでもなく黙ったままの人々を見て、落ちつかない様子で部屋の装飾に目をやった。「なあ、何すんの?」無言に耐えきれず、向かい側の人に話しかけてみるが、怪訝そうな目を向けられて口をつぐんだ。