>>8ありがとうございます!「……ここ、かな……?」手の中には、誰が送って寄越したかも知れない「招待状」が一通。傘を差しているにも関わらず、斜めに打ち付ける雨が招待状と身体を濡らした。不快と、怪訝と。それからほんの少しばかりの、未知のものに対する何か。人当たりの良い顔を作ってから、物々しい玄関の扉をノックした。