来羽様「先生が備品運べって」 博明はそれを見ても気にせずに続ける。白湯様「あ、ったく……一応俺も、男だしな」 一月はあきれるも苦笑いして言う。手からさっきまでのコーヒーの温もりが消える。茜空様「待たせたな。これ着とけ、寒いだろ」 亮也は少しして彼女の許に来ると声をかけてコートを投げ渡す。片手にホットのココアの缶を持っているが、それも彼女のために買ってきたのだろう。