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>>96
　いえいえ大丈夫ですよ！

「……噂通りらしいな」
　口を離しながら不思議そうにそう言う。
「口の中に何か細工でもしてるのか？　普通ではありえないことだ」

>>97
「……すぐに冷やした方がいい。家は近いのか？」
　痣の跡を見て思わずそう言った。殴られた、と聞き表情を険しくする。

「すいません……とてもじゃないけど払えない」
　金額を見て申し訳なさそうにそう言った。手持ちは提示された値段のせいぜい三分の二程度か。

>>99
「あぁ、そうさせてもらうよ」
　軽く笑ってあごを持ち上げ、口づけを落とす。
　深く舌を絡ませて広がる甘味を味わう。

>>100
「……そうですか。なんというか……血縁関係もあるのに、そんな」
　しかし考えてみたらそれが普通の考え方ではないだろうか。
自分が優遇されていることに改めて気づかされる。

>>101
「おいおい、自分から勧めてどうするんだ？　それに俺にはそんな趣味はないといっただろ」
　苦笑しながら相手の提案を断る。
「まぁそうだな……こんな中途半端で終わらせるとは言わないだろうが、最後まで付き合う気ではいるのか？」

>>102
「……っふ」
　一瞬驚くも口を離して笑みを漏らし、首筋を舐めながら服をさらに緩ませ、下のものに触れる。