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>>173
「少し痛むかもしれないがまぁ勘弁してくれ。俺は男相手は少ないんだ」
　笑いながらそう言うと、ゆるゆると舌の穴に指を入れていく。

>>174
「……あ、いいんですよ」
　慌てて首を振る。思わず口の中に残る甘味に呆けていた。

>>175
「……いい顔だな」
　その顔を眺めながら自らの指を舐め、下の穴に指を入れる。

>>176
「何、内臓を喰われるような痛みはないさ。お前はじっとしていたらいい」
　そう言いながら指を滑らせ、下の穴に指を入れる。

>>177
「らしいか。まぁ自分が自分の味を確かめるのは酔狂だからな」
　瞼を舐めてくつくつと笑いながらものを握り扱き始める。

>>178
「……何言ってるんだ。血が甘いわけないだろ」
　ため息をついてそうつぶやき、ふと砂金耳にした噂を思い出すがこの際だと無視していた。

「そうですか……？」
　抱き着かれてびくっとするが、その言葉はうれしかったらしく、笑って頭をなでた。