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>>18
　ふとか細い声が聞こえ、振り返るとコンペイトウを手にした少年を見つける。
　片方だけしか見えない目がこちらを見つめていることに気づき、自然に口角が上がった。
「……やっと見つけた。お前が噂のコンペイトウを売ってるってやつか」

>>19
　声をかけられ振り返ると、思いもしなかったものを目にする。
　コンペイトウ。最近の噂を使った悪戯だろうか、そんなことも考えながら自然と笑みを作っていた。
「あんたが最近噂の奴か？　随分とあっさり現れたものだな」

>>20
「おい」
　少年が取り出したものに正直驚いていた。
　探していた噂の人物であることを確かめようと声をかけて近づいていく。

>>21
「……おや、こんなところにそんな格好の方とは珍しい」
　人通りも少ない中、道を歩いてくるのは妙な格好をした少年だ。町で見かける歩く広告塔。人に見られることを生業とする彼のような人物がこんな薄暗いところにいるのは何とも奇妙に見える。
　町にいる高級そうな着物や洋服を着こんだ年寄りが金を貯めこんでいることはなんとなく察しが付くが、彼のような人物が金を持っているだろうか。半ば疑いながらも恵一は片腕を差し出した。
「コンペイトウ、おひとついかがです？　甘くて癖になる味ですよ」

>>22
　麗様
　ご参加ありがとうございます！　キャラシに不備などございません、このままご参加くださいませ。
　出だし文を書かせていただきます。

　講師が授業の終わりを告げる。立ち上がって教室につりさげられている時計を見ると正午近く。今日はこれで授業が終わる。
　荷物をまとめて外に出る。町はいつも通りの活気で満ちていた。
　今日は学校の図書館にでも行って勉強でもしようか、そんなことを考えながら通りを歩いていく。