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>>261
　ふと我に返り、慌てて傷から口を離した。
「……すまない、大丈夫か？」
　自分が血肉を食らおうとしていたことに軽く恐怖を覚えながらも、何とかそう聞く。

>>263
「……所詮噂は噂か。いや、正しかったといってもいいかもな？　到底手に出せない金額を提示されるとも聞いた」
　瓶を振りながらため息を吐くと、瓶を軽く投げて返した。
「じゃぁそれもいらねぇよ。気にくわないものをもらう主義はないんでね」

>>264
「何を怒る必要があるんだ？　何かお前が俺のものでも盗んだか？」
　くつくつと笑いながら軽く頬をなでる。
「今のところお前はいい子だ。怒る必要はない」

>>265
「……分からない、ですよね。それじゃ、俺と同じものを食べてみますか？」
　好きかどうかはわからなかったが、食べてみないと始まらないだろう。そう考えて提案した。