将軍様「まぁ人気があるのはいいことじゃない……? ちょっ」 手を握られて千広は顔を赤くしつつ、嫌がったりはしない。学校につくと視線はさらに増え、一人の女の子が二人のもとに来る。「あ、あのっ。上條先輩、おはようござい、ますっ」 ただ挨拶をしただけだが、その目は熱をもって彼を見つめていた。