>>61 「あ、ありがとうございます……」 まだ部屋に入るのは申し訳ないなと思い、ドアで棒立ちする。大急ぎで掃除する様子を見て手伝うべきか、と思いつつ。人の家を他人が漁るのはいくら何でも気が引ける。そんな訳で玄関で待つことにした。