>>63 「……あ、ありがとうございます。それじゃあ失礼しますね……」 ぼーってしていたので彼の大きな声に少し驚いて反応は少し遅れる。靴を壁の方に寄せ並べておけば、様子を伺うようにゆっくりと声のする方へ向かった。