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茜空様
「っ……そろそろっ」
　明原は締め付けられて出しそうになり、キスをして舌を絡めながら更に激しく突いていく。

琉季様
ありがとうございます！

「……どうかした？」
　少し匠の足取りが速くなったのに気づいて不思議に思いつつも夜鳥はついていく。握られた彼の手を味わうように、ふにふにと弄ぶも昇降口に着くと彼女はすぐに手を離してしまう。
　靴を履きかえ、踵を直し爪先を地面に何度か打ち付ける。時おり、バランスを崩してしまってフラフラとしつつ校舎から出て。

瞬弥様
「別に……」
境也は覗き込まれて見られるのを避けるため背を向ける。

狐憑き様
「うん、そうだよ……心配？」
　夜凪は問われて答えるも、危険だから心配されていそうだと思い、クスクスと笑って返す。もし本当に心配されていたなら、このまま家まで送っていってもらおうか、なんて小悪魔な考えを持ちながら。