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遅れてすみません！

空「っ…遅かったか」

耳元で笑われると、陸の思惑通りだったことに気付きビクッと体を震わせる。陸が付きだしたお仕置きは辛くないと言えば嘘になるが、いまさら抵抗したところでかえってお仕置きが悪化してしまうだけな事は分かっているので悔しそうに顔を歪めながらゆっくりとパジャマを脱ぎ始める。服が無いままご飯を食べるというのは空にとってはきついがそれを見る陸にとっては至福なのだろう。相手にそんな余裕があることがさらに空を辛くさせる。


紬「えっと……じゃあちょっと待っててください！」

ネットで調べたことはあったが、ブロックもかかってしまっているせいかいまいち視的にエロい物がつかめなかったのだが提案された格好を聞いてそういうものでいいんだと少し理解する。『いいもの』が何だかは分からないが、その2つのどちらかを着て損はないだろう。恥ずかしいという気持ちが無いわけではないが、紬の中では真緒から貰えるものが欲しいという気持ちの方が大きかったらしい。すばやく移動すると自分の部屋に入り、どんなエプロンや下着があったかと物色し始める。