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>>463
碧煌「....よしよし、良い子だ」
甘く優しい声でそう言い

月影「....秘密基地....行こう」
立ち上がり、家を出ると少し遠くにある庭園まで行って

>>464
碧煌「....構わんさ、対して気にしてない.....それよりも、君が居なくなった方が辛かったさ」
遊幻の髪を一房取り口付けて

>>465
碧煌「....勿体ない、なんて初めて言われたな。まぁ...勿体ないなんて言わずに繋いでくれ」
やはり繋いではくれないかと少し残念そうに、落ち込んだように眉を下げた。

「.....だめ....か..？....繋ぎたかったんだが...やはり...だめだよな....すまん...」
悲しげな声でそう言い、手を少しばかり引っ込める。まるで子犬が落ち込んでいるような錯覚でも起こさせるような笑みを浮かべながら視線を下げた。
俺のわがままで彼女を困らせては駄目だろうと呟きながら頭の中で心底反省する。


春「...僕は、人じゃないね。人な訳ないでしょ」
冷たい声でそう言う。そしてまたため息を一つ。
こんなんじゃ幸せがどんどん逃げていくな。そうか..だからこんな態度しか出来ないのかと、頓珍漢な事を考え出してしまう。

「.....ねぇ、なんで入ってこないの。さっさと入りなよ。あんたはもう僕とお茶することが決まってるんだから」
また上から目線。いやまぁ、何百年、何千年と年上であるし、なにより神という上位なのだから上から目線でも間違っては居ないのだが、どうしてこんな態度ばかりとってしまうのか
他の人間相手にでももう少しましな態度が取れた筈なのに。
やはり、居なくなった時の事をまだ引きずっているのだろうか。
そんなことを考えながらまた一つため息をついた。あぁ、幸せが逃げていく。