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>>481
碧煌「......あぁ、そうだな...じゃあ繋ごうか」
自分の胸に飛び込んできた少女の頭を撫でながらそう言う。
昔のことでも思いだしかけているのだろうか、思い出してくれたのならそれはそれで良し。そんなことよりもこの少女の震えを止めることが先だろうか。なんて考えながら優しく頭を撫でる。

「.....大丈夫だ、俺はお嬢ちゃんを置いていったりなんかしないさ」
大丈夫、大丈夫と優しい声で囁く。昔はこれで泣き止んでくれたんだがなぁと思い出しながら柔い髪を撫でる。そして撫でていた手を少女の頬に移動させ、今度は頬を撫でる。
トロトロと蕩けたような碧色の瞳を三日月のように細めながら、少女を眺めた。


春「.......よし....菓子を持ってきた、焦らずに食べて、一緒に話がしたいんだ。菓子を持ってきた、焦らずに食べて、一緒に話がしたいんだ...」
ぶつぶつとお茶の準備を終えて、少女に話しかける為の台詞を練習する。
次こそは間違えないように、こうやって練習しておけば大丈夫だろうと考えながら、縁側までゆったりと歩いていく

「.......あんた。菓子...持ってきたけど」
なかなか練習したはずの言葉が出てこない。これ以上酷くなるくらいならとそう言って口を閉ざす。
緑茶に練りきり、チョコに飴、水羊羹等和と洋が混ざってはいるが、自分が食べた中でも美味しいなと感じたものを持ってきた。
喜んでくれるといいななんて考えながら少女にそれを渡す。

>>482
碧煌「.....じゃあ、一緒に食べるか？」
少し微笑みながら聞いて

>>483
碧煌「........洗えたか？」
とっくに洗い終わった碧煌は湯船に浸かるか迷っていて

月影「........誰か....いるの...？」
ふと何かの音が聞こえ、樹の下を上から眺めた