黒羽「僕が幸せになって…良い、のかな…」時雨「…すまない……本当はお前の名をずっと呼びたかった…だが…呼んでしまえば取り込まれる……人間からすれば神隠しの様な事になってしまいかねない…。……俺は…1度も誰かを裏切った事など無い…」そこまで言うと1度切り“信じて貰え無くても構わない…それでも俺は、何処かでお前に信じて貰いたいと願っていた…”と誰にも見せた事の無い涙を静かに流し乍相手を見つめ言い