茜空様「……へっ? え、や……で、でもっ」 五日は涙の言葉も行動もすぐには分からなかったものの、数秒して状況を理解すると顔を一気に赤く染め上げた。嬉しかったものの、彼が本当に自分を好いてくれて発した言葉なのか疑ってしまい、五日は慌てて言葉を探す。