中也「忙しねェなァ。出ていけっつったり来いっつったり……」ぐちぐちと文句を垂れ乍ら太宰の方へ近付いていき中也「ご苦労。此処でいい」チュッと軽いリップ音を上げて唇を離すと、車を運転する部下に車を停めさせ、太宰の腕を引いて下車した。俺のセーフハウスの前だった。