大人なりきり掲示板

Re: 練習 ( No.183 )
日時: 2018/04/22 23:39
名前: 月花恋猫(*´・ω(´・△・`*) (ID: 5PvEL/lW)

きり

「........僕も、きみが大好きだ」

ふにゃりと嬉しそうに頬を緩める。嬉しくって涙が出るのは格好悪いけれど、でも、身体から溢れてしまうくらい、彼を想っているんだって、そうやって思ったらなんだか、こんな涙もいい気がしてきた。

しるく
(いや、知らない筈っすよー)

「.......きみが、それを望むのであれば、僕はそれを叶えるだけだよ。」

ふわりとまるで華が咲いたような笑みを浮かべる。
そして、息を吸って、今度は自分の本心を話すとしよう。

「......僕の、想いを知ってくれるだけでいいよ、受け取って貰えるのならそれでいいよ。見返りは求めてないんだ。別に、きみと恋仲になりたいわけでも、何でもないんだ。きみには、なにも、求めたりしてないんだ。だけど、どうか、どうか。僕を覚えていてね」

息を吐く、溢れてしまいそうな涙を堪えて、もう一度息を吸う。
そして、またもう一度息を吐くと、さらに続けた。

「.....僕なんかは、きみの一部にだってなりえないだろうけど、それでも、ほんの片隅に置いておいてくれるなら、僕はそれで嬉しいんだ。きみが、僕を好きになってくれなくていいよ。きみには、なにも求めないよ。ただ、数百年後、僕が消えたこの世界で、たった一度で良いから、僕を思い出してくれるなら、僕は、それだけで、報われる」

僕はいつか消えるだろう、それが数年後、数十年後かもしれないし、明日かもしれない。
それでも、僕は彼に出会って恋をした。その事実だけでなんの未練もなく逝けるのだと思うのだ。まぁ、まだ、ほんの少し、彼と話してみたいという願望はあるのだけれど