大人なりきり掲示板

Re: 練習 ( No.254 )
日時: 2018/06/30 18:36
名前: 時雨 ◆eQmU0KwAfU (ID: y36L2xkt)

>>252

 「俺は何処にも行かない、何があっても傍にいる」

 手を握りながら強い意思を述べる。そこには嘘なんて存在しない。

 こんなにも彼女が苦しんでいるのにどうすれば良いのか分からない自分が情けない。
悪夢なんかに苦しめられず、いつまでも幸せにして見せる、このプリティーガールを。



 「もう俺、今日は疲れたから」

 液が溢れる様子を見て呆れるように笑いながら片手をそちらに伸ばし、
それを少しばかり掬い取る。
そしてチョロ松のまだ敏感であろう突起をくにくにと潰すように触る。



>>253

 「青戸が謝る必要はありませんよ、俺が勝手に聞いただけなんですから。
それと君が悩んでいたり話したくなったらいつでもどうぞ、
それも教師の仕事の一つですから」


 途中まで書いていたが振り返り、青戸の起こした反応、質問にそれぞれ返答した。
青戸を安心させたいのか自然と笑みが溢れてしまったが
俺はこんな人間だったか、と内心苦笑いをしてしまう。
恐らく青戸に抱く感情、妙な親しさというか安心感というか、
言葉に表せない素敵な感情によるものだろう。


 「勉強をしなければ未来は開けないんですから。
それにあそこにいても勉強する気でした?」


 嫌そうな顔をした青戸を見てニヤリとしながらそう答えた。
君が嫌でも俺が毎日教えてあげますから、と続けて
まずは作文ですよ、と原稿用紙を渡す。
黒板には『少子高齢化社会の進行について400文字以内で述べなさい』と書き、
作文の基本的な説明を並べた。