「信じる。でも人間でいること自体嫌なんだ」 カラ松のそのような態度にも動じずに言う。人間でいると人間としての苦しみを一生味わなければならないし、誰にも愛してもらえない。それが苦しかったのだ。「ふぇ…いじって、いいの…?」 疼く下を押さえながらそう尋ねた。ああ、早くいじりたい。そう思いながら一松を見た。