大人なりきり掲示板
- Re: 練習 ( No.43 )
- 日時: 2018/02/25 03:43
- 名前: 月花恋猫(*´・ω(´・△・`*) (ID: 5PvEL/lW)
「......愚かでも、構わない、ません、僕は、神様を信じてる、ずっと、神様だけが、救いだった、そんな神様に会えて、そして、話まで出来る僕は、なんて、幸せ者....なんでしょうか、他の者から見て、異端だったとしても、僕の信じるべき者は、神と言う存在の貴方様だから、異端でも構わない、です」
恍惚とした表情を浮かべる。彼という神に声をかけてもらえ、話してもらえる。これは奇跡と言っても過言ではないだろう。きっと、今を逃せば、もう二度と会えないだろう。
この結界に入ることは出来ないと決まってしまったから。自分の信じるべき神に出逢えた僕のなんて幸福なことかと嬉しさで身体が熱くなる。あぁ、嬉しい、嬉しい。でも、彼はきっと迷惑をしているだろう。そんなことは僕への態度で明らかになっている。そう感じると何故か冷水を頭にかけられたような錯覚に陥る。あんなに嬉しい筈なのに、話せただけで嬉しくてこれ以上の幸せはないと分かっているのだけれどなぁ
「.......神様、助けて頂き有難う御座います。この恩は一生忘れません。貴方様と話せたことも、嬉しかった.....ですから、もう二度と、ここに立ち入らないと約束する代わりに、この記憶も身体も何もかも、無くさずに、お返しください。お願い、致します。」
これで最後だ、もう二度と会うことはない、ここに来ることなんて無くなるだろうし、この結界もその内、僕には見えなくなる。
もう、会えないのだと思うと涙が零れた。
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