大人なりきり掲示板

Re: 練習 ( No.55 )
日時: 2018/02/27 22:32
名前: 時雨 (ID: FpNTyiBw)

>>50


 我が名は『希離』。悪なる異端、その部類に配属されるであろう存在。
まぁ、実際にそうだ。それが仕事であり、趣味でもあるからして。
そして良い獲物を見つけた……ヒヒッ。
ただ、先程麗白と話していた、というより境界から離れさせられている。
境界へ連れ出すか、殺 して魂を食ってしまおうか、アハハッ。
あいつを見た瞬間に笑みが止まらず、時折笑みが口から溢れていく。
何とも美味そう、絶望しきった人間の魂は美味い。
どうしてももっと絶望させたいが、殺 して食ってしまうのも有りか。
若い者ほど美味いと聞いたことがある。
他の同族は性的に喰うらしいが、そうして絶望させるのも良いな。
考えただけでも涎が出てしまう、今すぐにでも喰ってしまいたい。
……さて、行動開始としようかな。



 その目線の先には悲しき表情をして涙を流す少女、がいた。
ニヤリ、口許を弧のように歪ませて。いつもの表情を作り出す。
人間受けの良い、優しい表情。本心でそれを出すのは人間を落とす、時。



 「君、どうかした? 泣き出しちゃって。悲しいことでもあったの? 」



 付近の黒に白の猫を同じように撫でて、座り込んでも上から神楽坂を見つめる。
他から見たら希離は優しき青年、それに見えるのだろう。



(いっそのこと、神楽坂に惚れた希離と麗白の取り合いでも良いですよ。
普通に連れ出しますか?)