大人なりきり掲示板
- Re: 練習 ( No.63 )
- 日時: 2018/03/02 00:40
- 名前: 月花恋猫(*´・ω(´・△・`*) (ID: 5PvEL/lW)
「.....僕は」
どうしたらいいんだろうと呟いた。もう二度とあんな想いは持てないだろう。
熱くて苦しくて、でも、ほんの少し甘くて、涙が零れる程に辛い恋心。
ほんの一瞬だった。たったの一瞬で彼は僕の心を奪い去った。
その冷たく厳しい声でさえも、僕が堕ちる1つとなった。
「.....すき、すき...すき...くるしい、好き」
想いを吐き出した。立ち止まり、俯きながら重たく苦しい想いを吐き出す。
この風に乗って自分のこの想いが届いたりはしないだろうか。
いや、届いたところで、彼は受け入れてはくれないだろうし、更に僕が絶望するだけなのだろうけど。
片手で、胸を押さえ込みスカートの裾を握り締めた。これ以上涙が零れてしまわないように。これ以上僕だけの想いが出ていかないように。
(了解っすー)
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