大人なりきり掲示板
- Re: 練習 ( No.78 )
- 日時: 2018/03/06 21:24
- 名前: 時雨 (ID: 9AGFDH0G)
>>77 了解しました。セットのご注文、承りましたー。
>>71 (希離ちゃんストーリーになりますー)
「希離……お前の気持ちは察した。我は去る。
きっとお主らの気持ちは理解できないだろうから別を監視しに参る。
さようなら、そこの人間よ」
そう言うと美しい黒髪をなびかせ麗白は行ってしまった。
もしかして俺の気持ちはバレちゃったのかな……だとしたら恥ずかしいかもだけど。
最後の言葉は君に向けたんだろう、もしかしてもう会わないつもりなのだろうか?
それよりも君の質問に答えなければ……。
「……消せないことはないけど」
それは事実だ。こんな気持ちなんて消してしまえばどれ程楽か。
でも自分はそんな手段に頼りたくなかった、そんな甘えに。
分かってる、自分に君は合わなくて届かなくて……そんなこと。
諦めたい、消したい、でも心ではまだ……と追いかけている。
>>77の結果より麗白のストーリーが新たに開始となります。
(こちらはシンプルに異端に連れ去られる設定にします、完全なるモブ異端です)
悪なる異端、その目的は人間を境界へ連れ行くこと。
そして連れられた者は二度とこの世に戻ってくることはないのだ……。
ふと見つけた少女(神楽坂)の体を抱え、空を飛んでいけば。
目の前には既に境界、という名の鳥居が陣する。
そやつが暴れようとこちらの方が力量は上、さぁてさようならしようか。
そんな時、俺を呼び止める声が聞こえた。
「お前、その人間に何をするつもりだ。さてはお主、悪なる異端か」
あーぁ、あれは麗白ではないか。
我々も恐れるここいら周辺を監視する神、麗白。
彼に遭遇すれば逃げてきた者ばかりやったのを覚えておる。愚か者め。
本部では彼に遭遇しようとも境界へ連れ去ることを優先せよ、とある。
戦いたくないが……仕方あるまい。
「はぁ……我の命もここまでか。殺す、のみか」
前者は小さく、後者は麗白にも聞こえるように言う。
しかし逃げたものの真相を知るとは思わなかった。
「……殺さぬ。その人間を連れ去らないのなら殺さぬ。
だが、連れ去るというなら殺さんとしても傷めて人間を連れ去るのみ」
あぁ、思い出した。逃げたと思ってた奴らの殆どは大怪我をしていた。
そういうことか……。
「くはぁ……はぁはぁ。痛い、痛い! 」
「これ以上切ることになればお主は死ぬぞ。逃げろ、今すぐ逃げろよ」
「なら殺せば良いじゃないか……はぁ。俺は悪なる異端、上の命令は絶対だ」
「悪なる異端とはいえ、お前はそういう境遇に生まれただけ。
元からそのような異端ではなかった筈だ、ならば殺す理由にならん」
「悪なる異端は悪だろ……どうして今までの奴らも殺さなかったんだ」
「単に何も殺したくない、それだけだ……」
あぁ、殺してはくれないのか。では、ここを立ち去るしかないか。
きっと今までの奴らもそれに行き着いたのだろうか。
麗白の眼前からはその異端は消え、残されたのは少女だけとなった。