大人なりきり掲示板

Re: 練習 ( No.96 )
日時: 2018/03/07 23:34
名前: 時雨 (ID: MgJEupO.)

>>94

 開始文投下しておきます。
ただ、時間は放課後として補修みたいな感じで和成は受けさせられてる。
そんなことにしてあります、申し訳無いです。


 もうそんな季節である。生徒にも先生にも面倒な行事、テストの襲来である。
熱心な生徒は教師に聞いたり友達同士で聞き合ったりしているようだが、
正反対な生徒も当然ながらいるものである。ただ、特にこいつは……。


 「はぁ……」


 「志文先生、どうかしました? 」


 「問題はもう作ってしまったから直す気は一切無いんですが、
青戸くんの点数が心配になりまして……」


 「あぁ、赤点ギリギリのあいつですか。テストを直す気は無いんすね」


 「だって折角作ったテストを変えるなんて自分の努力を潰すような事。
そんなこと、出来る訳がないですよ」


 「じゃあ、諦めてください」


 「助けてくださいよ、楓先生……」


 彼は赤点ギリギリの成績で学年の先生ではお馴染みだ。
さらによく怪我もするようで先生、生徒の癒しの新縁先生とは仲良しらしい。
今日はそんな生徒、熱心な生徒達が一同に集まり勉強をするのだ。
前者の生徒は強制参加であるからして、青戸くんは来る筈であろう。


>>95
お希離ちゃん


 「大丈夫なら良かった……君には笑顔が一番似合うから」


 何とも嬉しそうな笑みを見てしまって、心が満たされるのを感じる。
そしてつられてこちらも笑顔になるのだ。


麗白くん


 「あぁ、それは貸す……」


 ただそれだけを返した。一々、我に対しての態度が過ぎると感じた。
そこまで言われるようなことはなにもしてないというのに。
そして唐突なる睡魔に襲われた。原因は人間と関わる、という馴れない行為。
一瞬だけ神楽坂の方を見やると、


 「我は眠るから邪魔はするなよ……」


 そういうなら神楽坂から離れれば良いのに。
ただ、境界の近くであること、離れてしまうと心配だから。
それらの理由で近くの銀杏の木の下、眠るのである。