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〜プロローグ〜

何も無い人通りの少ない何時もの路上

父には人気の無い場所には近寄るなと言われていた
理由を聞けば何があるか分からないから、としか答えてくれなかった

けどそんな言いつけを破り何時も人気の無い所を通っていた
ただ家への近道が偶然人気の無い所なだけで遠かったら通らない

今日も帰り道として通った
本当にただそれだけだったのに…

「んーっ！？」
「おら、大人しくしr((」
「…お前の方が大人しくしてろ…」

攫われそうになった僕を助けたのは、1人の男性だった

帰宅後知らされた専属SPは、助けてくれたあの人
まさか1度助けてくれた人がこれからずっと、一緒だなんて誰が予想するだろうか


僕はその時まだ知らなかった、彼が訳有りな人物だと言う事を
そんな事も知らずに僕は、またSPを好きになっていた