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>>40
腐猫丸様
　それではそのままの意味から互いに惹かれ合い、そこから恋人になる流れですね、分かりました！

　では、始めますね！
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　出演者である水無月、倉嶋そしてディレクターの逢坂が集まって席に座ってから暫く経った後に参加者の環が後から入ってきて席についた所で最初に口を開いたのは番組を担当しているディレクターの逢坂だった。逢坂は、全員に目を配らせた後にテーブルの向かいに居る環を見ながら両肘をつき、自分の両手を組ながらも

逢坂「ディレクターの逢坂でーす。　今回は番組でドラマ式、所謂視聴者からのリクエストに応じてその都度使うシーンを変えるというのを取り入れてやるので恋人役を収録前日まで隠していてすみませーん、えっと確か希望する御相手は此方で決めて良いと云うことなので、決めさせて頂きましたー。　貴女の恋人役になる相手はキャスター兼タレントの倉嶋　敦士さんで友人役は歌い手のイッキ、本名は水無月　一樹さんになりましたが大丈夫でしょうかー？」

　軽く自己紹介をした後に、番組の説明に入りながらも何故前日の打ち合わせの時に相手が誰かを明かすのかのを端的に話しつつも紹介して了承を求めるように首を傾げていて。

　環が入ってきた途端、僅かにあと云う声を上げたのは倉嶋だった。よく遊んでいた相手が入ってきたから驚いたような顔をするもすぐに微笑して逢坂にバレないように軽く手を振ると逢坂に恋人役が環と云うことを聞かされて思わず逢坂の方を見るが、環に確認をとっているために口を挟まずに二人を見ていて
　
　倉嶋以外にも同じような反応した人が居た。尤も倉嶋のように声を上げることはしないもののまさか本屋以外で会えるとは思ってなく戸惑いからか、目を合わさずに軽く会釈をして企画書に目を通す。逢坂の恋人という言葉に反応をするも自分が友人役だと聞かされて何処か安心する。自分に彼女の恋人役が務まる訳がないと思いからきていて。


>>41
あると様
倉嶋「....こっち見なくてええ、前だけ向いててな？」

　逢坂の言葉を思い出して口以外でも大丈夫だと云っていたために頬にすることに決めたのか向かい合わずに済むように彩名に落ち着いた声音で告げる。しかし、彩名の綺麗な髪がすんなり終わらせようとするのを阻んでいるので軽く彩名の髪を掬うように手で退かすと頬にキスをする。　流石に俳優でもないためキスする振りは倉嶋には出来なかったらしく、顔をすぐにはなすも僅かに頬が紅くなっていて