祈「アルトア…国…」自分が今迄いた場所でアルトア国という場所に行ったこともなければもちろん国名も見たことがない。端に寄ったのはきっと見やすいようになのだろう、彼の手で指された大通りを行き交う半獣達を信じられないという様子でみつめる(どうしましょう…、理解が追い付きません、もしこのまま帰れないのなら…私…)必死に頭を整理しようにもこの状況に今にも泣き出しそうになってしまう。