祈「ですが…、では気が変わったらおっしゃってください」あまりしつこくするのも迷惑だろうと思い一度引き下がるものの、やっぱり納得しない様子で話す。頭をぽんぽんされ恥ずかしいもののどことなく嬉しそうに頬を緩ませる。「あ…、あの、手…!」とやっと手を繋いでいることにまで頭が回ったのか焦りながら手とリオネルの顔を交互に見る