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Re: 【指名制】彼に飼われて【募集中】 ( No.384 )
日時: 2018/08/18 05:35
名前: 蒼の騎士王 (ID: vjv6vqMW)

>>381

【有難うございます。親切で丁寧な対応とても有難いです、感謝します】

相手の顔を見ると、少し複雑そうな感じだった。やはり知らないのだろうか、俺は無事家に帰れるのだろうか、そんな考えが勝手に脳をぐるぐると駆け巡る。いけないと思いつつ手の甲を抓ればちくりとした鋭く短い痛みによって脳がスッキリした、やっぱり煩悩には痛みが一番とややズレたことを思い満足そうに内心ふふんと笑う。セイスさんが口を開き、綺麗な薄笑いを浮かべた。今褒められた、かっこいいって言われた!純粋に親に褒められた時の子供の様にその言葉に対して頬を染めて笑う、嬉しい気持ちがいっぱいだ。どんな時であれ人に褒められるのは気持ちいい、ほくほくとその言葉を噛み締めつつ明るい笑顔で返す

「ありがとうございます!セイスさんの御名前もすっごい素敵でかっこいいですよ!」

褒められるのも良いが、褒めるのもまた心地よい。そんな気分良さげな正義だったが次の言葉で分かりやすく落胆する

「お、お、お……御伽、噺??え、日本が?御伽の国?……」

脳内で聞き間違いかと確認するもやはり御伽噺の国と言われていて顔をさぁぁと青ざめる。カラン、とバットの乾いた音が聞こえた。手はわなわなと震え明らかにショックを受けているのは丸わかりだった

「そ、そんな…じゃあ、俺……帰れない…?」

最後の言葉はもう独り言の様なものだった。家に帰れないかもしれない、そんな考えにじわじわと心が不安に染られる。これからどうしよう、俺は生きていけるのか?死んでしまうかもしれない、もしかしたら痛めつけられるかもしれない。目の前のセイスさんは優しかったからいいものの、その他の人はどうなのだろう。優しくなかったらどうしよう、もしかしたら漫画でよくあるシチュエーションみたいに奴隷にされてしまうのだろうか。そんな妄想の未来に怯える彼はまるで捕食者を前にした小動物の様だった