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>>190
月影「.......いや、とかじゃないんだよ。もう、これが、僕なんだ」

ポロポロと涙を溢したまま歪な笑みを浮かべる。
そうだ、女のような振りをするのも、また、自分自身なのである。だから、嫌とかではなく、もう仕方がないことなのだ。これが僕の運命。
この花街に来たときから分かっていたことではないか。


海「....ご、御主人様は、御世辞が御上手でいらっしゃる。私を可愛いなんて、言うとは..」

頬を赤く染め、少し照れたようにそう言う。
恥ずかしさで顔を隠してしまいたくなる。だんだんと俯いてしまうのがわかった。
可愛いなど冗談だ、私なんかよりも愛らしく、美しい方は他にもいらっしゃる。何時の日か、彼はそんな方へと指名を変えるのだろう。だから、真に受けてはいけない。そう思いながらも頬が緩んでしまうのは、どうしたら良いのだろうか。

>>191
藤「.....ううんと、まぁ強いんじゃないかなぁ....あまり、酔うと言う感覚を持ったことがないから分からないのだけれど」
首を傾げながら少し困ったように言って

響「....その内気持ちよくなるよ、ね？」
そう言いながらくりくりと摘まみ、捏ねていて