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>>200

月影「......自分らしく在れる、そんな世界だったのなら、僕はこんなにも苦しんではないさ。自分らしくいてはいけないんだ。女らしく居なければ」

諦めたように儚い笑みを浮かべた。少し目を閉じ、自分の胸に手を当て、息を吐きながら答える。
自分らしく有れたのなら、今、僕は本当の笑顔を浮かべられたんだろうか。

海「わ、私、よりも、御主人様の方が、美しくて、格好よくて、私なんかが、貴方様の相手になど勿体のうございまする。御主人様程、優しく美しい方であれば、幾多の者が進んで御相手をしたいと、おっしゃりますよ。」

微笑んだ彼の笑顔は随分と私の心に重傷を負わせたようで、胸が何故だか高鳴るのは何故なのでしょうか。
言葉がうまく見つけられなくて辿々しくなってしまう、飽きられてしまうだろうか。

>>201
紅月「...さて、黒や、そなたの話を我に聞かせておくれ」
優しげな笑みを浮かべてそう聞き

>>202
詩「......やはり、貴方様も、私を可哀想と思われますか。七つでここに売られた私を。......僕は、あんな家に居るよりもここで、働けることの方が幸せに感じる、ここの姉様方はみんな、優しいのに」
最後の方はポツリと聞こえるか聞こえないかくらいの声で呟いていて