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>>56

那月「あ"？なんだ、優しい方がお好みか？」
そう言うと先程とは打って変わって壊れものを扱うかのように丁寧で慎重な手つきで相手をそっと抱き寄せる。“こんな感じか？”意地の悪そうな声音は変わらないが相手の腰にあてがわれた手は確かに包み込むような優しさで。


>>57

燐「...随分と嬉しそうですね。まぁ、椎名さんの良いように解釈をしてください」
また何時ものように返答を逃げてしまえば楽しそうにくつくつと笑い


>>58

燐「気持ち良くて、黒がきっととろとろになっちゃうこと」
不敵な笑みを浮かべれば腰を抱き衝撃が来ないよう、あくまで優しくけれど大胆に押し倒して


>>59

那月「まあ、んなことはどうでもいい」
適当にあしらえば相手の手首につながる枷の鎖をぐっと引っ張って


>>60

燐「はい、先生ですよー。おはよう、架瑠くん」
部屋の暗幕を開けながら振り返り相手に微笑む

瑠夏「んぁ...？、と...ああ、起きちゃったのか」
相手を見れば捕らえた者と共に寝てしまったことを思い出して