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【了解致しました〜っ】

>>37


浅見「うっわ、僕初対面の人にそこまで言われるの初めてなんだけど。もうちょっと信用してくれても良くないー？」

相手の反応に釈然としない気持ちになりつつも避難するような声音でそう述べれば、棒付き飴を左右に揺らしながら半目で相手を睨む。とはいえ本気ではないのかさほど怖いわけでもなく、浅見自身もすぐにふっと笑えば、視線を逸らした相手に不思議そうな顔を向けて。

「えっ、うぇっ！？……ちょ、ちょっとどうしたのさ？」

突然の相手の行動に目を白黒させれば、繋がれた手から感じる温もりになんとも言えない気分になりつつも、状況の説明を求めるために声を出す。とはいえ慌てふためくのは自分らしくない。そう思ってすぐに心を落ちつければ、なかなか目を合わせてくれない千景の背中を見つつ「強引なんだからー」と巫山戯たような声音で言い。