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>>46
Curro様

　千咲の良い奴の判断で云うならそうだとは云ってはいないがそう云う意味で、前(さき)の言葉を云ったが、返事が来るまでにじーっと見られ、何か違うのか？と内心でまずかったかと思うも杞憂だったようで

「そ、そうか。　何か面と向かって言われると照れちまうな。　んー....」

　また機会があればと言わずに何時でも良いんだがなあと、口にはしないものの、内心では思ったために千咲のその言葉にはすぐに返事出来ず、考え込んでいる人のように唸ってから

「...そんなに、保健室居心地良いのか？」

　またと云う千咲にそう云う機会はまず今日のように出会さなきゃ保健室に行くのかと云う言葉が、頭を過る。しかし、自分の直感だけであまり仲良くしない方が良いとか、行くのは控えた方がとか、は千咲には言えずに上記を徐に口にしていて。


>>47
茜空様
「....尻尾は、無意識だかんな」

　数分経ってから戻ってきたのか、先程呟いた浅見の言葉を聞いていたのか、何故か浅見の背後に立ってから姿を現せば、首に手をやりつつ、俺が意図的に振っている訳じゃねえと云いたげに浅見を見つめたまま静かにそれでいてはっきりと告げる。

　反対の手には、お盆に乗った和菓子と御茶が二人分有り、先程、浅見が腹の虫が小さいながら鳴っていてその直後に棒つき飴を舐めていたのを目にしたからか、それとも相手する気になったのか、或いは両方かは分からないが、そのままの状態でお盆ごとしかし、御茶を溢さない程度に軽く浅見に押し付けつつ

「....和菓子一つじゃ足りねえなら、俺のも食え」　

　嫌いなら神社の維持に使うかと、口にはしないものの内心では嫌いな場合の対策も考えつつも、なるべくなら食って欲しいと思いながら、浅見を見ていて。


>>48
来羽様
九曜「そうですか。　それならば、良かった」

　その言葉に、安堵したようなほっとしたような声音で微笑して言う。

　そして、言葉と差し出されたものを見て、あぁ、確かに。と風呂敷に憶えがあるか見るなり、嬉しそうに目を細めて無意識に尾を左右に揺らしつつ受け取ると

「....名乗ってませんでしたね。　俺は、九曜と云います、頭の隅にでも名をとめておいて下さい。」

　風呂敷に入っているのは好物でしょうか....それともと口にはしないものの、内心では考えてた。勿論、中身を当てることも境内であれば可能だが、敢えてそうしないで、大事そうに持ちながらも、目の前にいる遊真を見て、自分の名を告げて微笑する。


>>49
新凪様　
「そっ、合ってて良かった」

　一段と嬉しそうに云うも、彼女の明らか様なムスッとした顔と雰囲気、声音を聞いて見て　うわと、顔には出さないが、明らかに期待はずれかもとその言葉が頭を過るが、　ま、警戒するのも無理ないかと何だか此方が猫の妖なのに彼方が猫のようだと思いながらもニコニコと笑みを絶やすことなく

「警戒しなくても部活とかの勧誘じゃないから、というより部活って面倒だし。　嗚呼用？え、用がなきゃ君と喋れないって云う訳じゃないよね？」

　ムスッとした顔と寄せ付けたくない雰囲気に放課後でもなきゃ勧誘して来ないでしょと内心ではそう思うものの、何となく最初の方を思ったまんまに口にするも､そんなことよりまるで用がないと話し掛けちゃいけないような言葉に少し間を空けてから驚いたように目をぱちくりし首を傾げて思わず聞き返していて。