どこが?という風に覗き込んできた要の顔を見つめると、意外そうな顔にムッとして顔をそむける。涼香「あまりくっつかないでほしいんですけど。」そんなに冷え冷えとするのかは分からないが今は冷気を発してはいないため、暑くてそんなことを言う。絡まれた腕に関してはもう抜けないことを確信して諦め、連れて行くなら早く連れてけと言わんばかりに絡まれている方の腕の力を抜く。