「っ、んんぅ……」布団が徐々に剥がされていくのに気付きはしないものの、涼しい風が肌に触れれば気持ち良さそうに獣耳をピクリと動かし寝返りを打つ。暫くして異変を感じたのか目は開けないまま、狸寝入りを続けこの状態をどうしようかと考える。