大人なりきり掲示板

Re: 文章力向上、 ( No.55 )
日時: 2018/08/03 18:39
名前: 新凪 (ID: /1jhe2RQ)

詩乃「いえ、怖い、ですけど…」

謝るあたり、ほんとは優しい人なのだろう。何かされる恐怖はあったものの、扱われ方としてそこまでひどいことはされないのだろう。
そう思うと少しは恐怖が和らぐ。
しかし、そんな人なのになぜこんな振る舞いが冷たい人を監禁なんてするのだろう。
そんな疑問が頭をよぎった瞬間新川さんがこうなった経歴を説明する。
そこまで私のことを思ってくれたのはありがたい限りだそれも、監禁するまで思ってくれたのは。

「気持ち悪くないですよ?むしろ、そこまで思ってくれるのは嬉しい事です。さっきは監禁という言葉が強烈だったというか…」

口を閉じた新川さんが重苦しい雰囲気を出しているがあそこまで怖がったらそれもそうなのだろう。
怖がってた時の弁解も含め、段々素の言葉になってきているが、気にせずに返す。




琴葉「翔は唯一無二だからねー。」

同じように笑う翔が面白かったのか少し吹き出す。
少々笑い続けた後に息を整えるとやっぱ落ち着くわ、とのびをする。
いつも仕事で気を張っているため落ち着ける環境が少ないのかいつも以上にリラックスした状態である。

「恋愛かぁ…仕事忙しいし、よく合う異性なんて翔ぐらいだしなぁ…そういう翔は?好きな人いるの?」

考えてみると恋愛する先が見えない。
というよりも、そもそも男性と仲良くすることはあってもそういう雰囲気になったことはまずない。
ということは自分には魅力がないのか、と少し落ち込みながらもそれをごまかすために翔に話を振る。
あまり外に出ない翔だが、ちゃっかり近所の女性に恋しているかもしれない。
そう思うと意外と返答が楽しみだった。