大人なりきり掲示板

Re: 文章力向上、 ( No.57 )
日時: 2018/08/06 17:46
名前: 新凪 (ID: /1jhe2RQ)

詩乃「あ、いや、監禁は嬉しくないんですけど…」

別にMなわけではないし、誤解されそうなので監禁は怖い事は伝える。
怖いという感情は残っていてもそこまで悪い人ではないということが分かればかなり恐怖心は薄れる。
見た目がこの性格なので男に好かれることもなく、どちらかというと避けられてきた詩乃にとって惹かれたという言葉はとても喜ばしいものだった。
どこに惹かれたかなんて聞けるわけないが、惹かれたのは見かけの詩乃なんだろう。
そう思うと、素は出さないようにしなければいけない。
小さく決心したようにうなずくと、真顔に戻しながらも次出す言葉を考えてから話す。

「…異性の方にそういうこと言われたのは初めてなので。」




琴葉「いや、だって…その笑顔が、久し振りで…」

ツボに入ったのか笑いながら理由を話しながらほんと好きだわ、とこぼす。
好きの意味はもちろん友達としてだが誤解を招くような言い方をしたことに当の本人は気づいていない。
キョトンとした表情の翔がまたツボに入ると、一通り笑って笑い過ぎて目にたまった涙を拭う。
ここまで笑ったのは久しぶりかもしれない。
質問の返答があまりにも予想通りだったのと、誰にも恋していないということにがっかりしながらも、こういう時間が途切れることは当分なさそうだと少し安心する。

「似た者同士これからが不安ですなー。」

それは恋愛に対しての率直な意見で、実際琴葉は親に結婚を急かされている部分もある。
このまま恋愛も結婚もせずにいくと親孝行も出来ないし悪いことだらけだ。
せめても不安であることは口に出しておかないとやる気になれないような気がしてしみじみと言ったのだった。