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オメガバースの簡単な説明　(人によって少々設定が異なりますが)

男女に加えてα、β、Ωの三種の「第二性」があります。
第二性は見た目で判別しにくく、十代前半に検査によって判別します。
・αの特徴
(生まれつき遺伝による)身体や頭脳の能力が高い。つまり優秀。
カリスマ性、リーダースキルがあります。社会的に高い地位を得ることが多く、エリートな人が多い。男女問わずΩ性の男女と性交することで妊娠させることが出来ます。人口は全体の2割。

・βの特徴
所謂普通の男女。人口は全体の7割を占めます。

・Ωの特徴
社会的に不利なことが多く、人口は全体の１割と最も少数。男女問わず、α性の男女と性交することで妊娠・出産することが出来ます。

◇発情期
三ヶ月に一度訪れ、一週間ほど(個体差有り)の間無条件で番のいないα性の男女(時にはβさえも)を惹き付け性交を促すフェロモンを放出する。発情期中は仕事も儘ならなくなり(まともにできず、行動も難しくなる)
唯、発情抑制剤や抑制器等で抑える事はできるが完全ではない。それもあってΩは中々社会で重要な役割につけない。ただし、発情期じゃなくてもフェロモンが出ていない訳ではない
性交を円滑にするための粘液分泌もある。初めての発情期は、十代の半ば〜後半にかけて起こる。

◇番
　発情時の性交中に、α性に首筋(項)を噛まれると相手と「番(つがい)」になる。番になると、生涯その相手とのみ性交および妊娠する体質になる(番以外との性交には生理的に強い拒否感を覚える)。男性の場合、番が成立して初めて妊娠が可能になる。
番になったΩは誰彼構わず誘うようなフェロモンを出すことはありません。
一度番になるとどちらかが死.ぬまでその関係は解消されません。結婚とは違う本能での繋がり。
αは一度に数人と番になることができるがΩは一人のαとしかなれません。故に先にαが死.んでしまった場合ショックで中々次の番を作ることが難しい人もいる。

◇オメガバースの社会制度
　結婚については男女間に加え、α男女と女性、および男性とΩ男女についても一般的に認められている。
Ω性はその身体的な特性と、人口の少なさから、社会的に差別を受けることが多い。
国や企業のエリートには勿論αがなりやすいです。頑張ればβやΩでもなれるけど生半可な努力じゃ難しいです。

◇魂の番(運命の番)
αとΩの間に限り、発情していなくても強く惹かれ合う相手がいる、と言われている。しかし出会うことは極稀
運命の相手と出逢うと今までのΩとの関係(交際等)を断つ人もいれば、関係無く過ごすひともいるそうです
運命の相手だとしても受け付けない人もいるようです。