「(ち、痴漢…?あ、無理、無理だ。どうしよ、身体動かない…やばい、吐きそ_)」まさか自分がその対象になるとは思っていなかった為今の状況を理解する前に一瞬頭が真っ白になり、エスカレートして下着越しに触られると自分の意思とは裏腹に下着を湿らせ今漸く理解した。痴漢がニュースで流れているのを見ると抵抗すればいいのに、なんて他人事の様に思っていたが実際に被害に遭うと恐怖でろくに微塵も身体が動かず、声も出せなかった。