「(あ、そうだ。彼処に行こう、そのあとはカフェにでも…)」思い立ったかのように歩く速度を早め着いたのは賑やかな場所から少し遠い場所にある静かな広場だった。此処は奏美にとって落ち着けるお気に入りの場所だった。