「…今日は二時間でしょうが、」其に行事の取り決めだし、と付け加え呆れも含んだ苦笑をして「ところで、さ。何でそんな満足げな表情なのさ?」と奏美は岡部が昨日の夜から今朝迄心配してくれていた事など素知らぬなので問い掛ける。