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｢ひゃｯ、！んっ、…！｣

ぴくり、肩が跳ねる。それと同時に出てしまった高い声だが、俺は決して悪くない。突然男子の急所を触られては誰だって吃驚する筈だ。段々と快楽によって濡れてくる自分のソレが、今は唯々恨めしい。くそう、もし相手が女子であれば喜んで受けていたというのに！逆に俺が女側となると、勿論萎える筈なのに身体は興奮していて。きっと薬のせいだ、絶対そうだ！こんなこと有り得ない！じわりと胸飾りから来る何ともいえない感覚が、自分は今犯されようとしているということを実感させて、羞恥で泣きそうになる。噛み切れて血が滲む唇が痛い、でもそれも感じれなくなりそうな程、身体が暑い。ぐつぐつと煮込まれている様だ。弥勒が察している通り、薬は効いている。先程まではっきりとしていた瞳も涙で潤い、熱に蕩けている。口もぼうっとすれば空いてしまいそうになる程締まりがない。汗が頬を伝う。意識が持っていかれそうで、怖い