>>36ロシャット 茶の準備をせっせとし始めた彼女を見ながら私はベッドの上に転がり込む。未だ朝、単なる気持ちの良い朝なだけだ。眠気を排除したと思っていたが、温もりに包まれるとうとうととしてきてしまう。睡魔が私を完全に乗っとる前に頭をぶんぶんと振るとそれでも眠たいのかベッドから降りて立ち上がり、歩くことにした。