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>リアラ・ルミナリス

一人室内にて、窓を見つめぼんやりと過ごす。
帝都に着いたという事は、いずれマキナの皇帝との謁見もあるのだろう。
その時、皇帝の人となり等を知ることが出来たら良いと、リアラは思う。
リアラの首に付けられたこの首輪も、いつか外される日が来るのだろうか。
いや、マキナにとっても敵国であったユグドの王族。まして魔導の力を強く持つ者をおいそれと解放する事などありはしないだろう。
そんな事をすれば、いつ反逆されるかわからないと思うのが常というものなのだから。