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>リアラ・ルミナリス

補給地点にて迅速な補給を進めているリアラ率いる部隊は、地点に唯一ある要塞にて作戦会議を進めていた。
「ですから!このまま無理に進めるより、周辺地域で戦闘中の部隊の情報を一度確認、その後更に進行すべきだと私は言っているのです!」
怒りを抑えて慎重に行動すべきとリアラの声が響く。
補給地点の土地を治めている領主、部隊に着いてくるだけ着いてきたろくに役にもたたない貴族達。
彼らは現在ユグドが優勢であることを知り、このままマキナへの進行を進めろと言ってきかないのだ。
「だがねぇ、リアラ王女、これは千載一遇のチャンスですぞ?ここで攻めこめばマキナなど直ぐに塵と消えましょう」
ふてぶてしく肥えた貴族の男が、にやついた笑みを浮かべ意見をあげた。